映画『リアル鬼ごっこ』に期待

小説『リアル鬼ごっこ』が、柴田一成監督がメガホンをとって映画化され、来年公開となることが発表されました。2002年に公開された柴田監督のデビュー作『もうひとりいる』を観て以来、柴田監督の第2回劇場監督作品を待ち焦がれてきた私にとっては嬉しいニュースです。

もうひとりいる COMPLETE COLLECTION [DVD]

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『もうひとりいる』は単館レイトでの公開だったためあまり知られていない作品ではありますが、良い意味でB級ホラーっぽさに溢れた快作でした*1
柴田監督は娯楽映画のツボというのを非常に良く知っている監督だと思っています。『もうひとりいる』はもともとビデオ用作品として作られたものなので、最初から劇場用作品として監督するのは今回の『リアル鬼ごっこ』が初めて。どんな作品となるのか、今から楽しみです。

*1:拙著『最恐ホラー大全―邦画編 (Mediax mook (258))』でも取り上げています。現在版元品切れではありますが、もし機会があればご一読いただければ嬉しく思います