『まだ楽園』

先週末13日より、池袋シネマロサで『まだ楽園』という映画が上映されています。監督はこれが劇場初監督作となる佐向大監督。実は佐向監督は現役の映画宣伝マンであり、『まだ楽園』は家庭用ビデオカメラで撮影された完全な自主製作作品です。しかし、そのクオリティは単なる自主映画という枠に留まらない作品となっています。
あえて説明すればふたりの男のロードムービーとなりますが、そこで描かれている世界はどこか現実とは異なった不思議な感触を持っています。家庭用ビデオの画質も独特な雰囲気につながっているように感じられます。
映画の詳しい情報などは佐向監督を中心とするユニット“Palomine”のサイトに掲載されています。サイトを通して『まだ楽園』の世界に触れ、そして劇場にも足を運んでいただければと思います。


余談ですが、初日に観に行ったところ、客席で知人の某さんとバッタリ。某さんから「相変わらずあらゆるところにいますね」と言われて思わず苦笑い。